あなたが
絶望しませんように

会社は
家族なんかじゃなかった
マルクスだとか
神の手だとか
結局
支配するものされるもの
王と下僕
契約

生きることに
契約を持ち込んだ
あの宗教は
正しいかもしれないね
社会というルール
泳ぎ切るため


あなたが
絶望しませんように

遠い未来を
僕は知らない
ただ

今日欲しいもの
明日に
求めて

達成する
小さく
無限のレールを途中で降りて
また
そこから歩けばいいさ

不安だけれど
絶望しない

水があって
空気があって
あと
少しの温もりと

そんなもので
出来ているから

生きるなんて
簡単なこと

１７歳の
その高さから
見える景色があるだろう

生きるなんて
簡単なこと