日曜日にはどこへも出かけない
rabbitfighter
毎日 自分が最低な人間だって確認するためにパチンコにいく
何かにすがるような思いでバックに詩集を入れて持ち歩く
喫茶店の前で立ち止まるけど中には入れない
友達がひとり去って
またひとり去って
またもうひとり
暗い影が揺れて
ゆらゆら揺れて
まだ揺れている
何が気に入らないのかといわれ
あえて言うならマンコの形とにおいだと言った
嫌なやつのふりをしているんじゃないんだ
君の夢や希望にはうんざりする
形やにおいにも
日曜日にはどこへも出かけない