クリスマス奉務
佐和

おんなの子はクリスマスに弱い
街じゅうのカッポルが幸せと思いこむ
じぶん一人だけ不幸に見える
そーゆー日

もしキミに気になる女子がいるなら
 「ラーメン食べに行こうか」でも
 「コンビニ行くけど一緒にどう」でもいい
おんなの子を誘ってあげよう

特別なプレゼントを用意しなくていい
おんなの子は弱い日だから
そばに居てあげればいい
面倒だなぁ〜 とおもっても
この日はちょっとサービス
おんなの子が淋しがる日だから

仕事で疲れているなら
喋らなくていい
やさしくなくていい
そばに居てあげないか

つよい女子でも この日だけは
うつむいて泣き出す小さな少女になってしまう
素直に甘えたい特別な日なんだ

たとえかったるくてもサービスする日だ 
いたわる日なんだ くりすます



自由詩 クリスマス奉務 Copyright 佐和 2008-12-24 10:20:27
notebook Home