ガーゼ
ゆうと
ぼくたちは
さよならばかり
くりかえして
いる
いる
いる
、、、
、
きみは病気で
そう、病気で
ぼくは病気で
そう、
守られている振りして
実は裸で
何も身に着けていない
何も持っていない
逃げているつもりで
それは裏の裏で
表で
追われていることに
気づいていない
きみは病気で
ぼくは病気で
そう、
だから
何?
二度と会えない顔で笑う
鏡の向こうのその奥で
傷口押さえて
うずくまって
いる
いる
いる
、、、
、
歪んでるよ
殺されたい
わけじゃない
死にたいだけだ
そんな言い分
誰が聞くの
ぼくが思ってるやさしさは
ぼく以外持ち合わせていない
何を期待してるの
馬鹿じゃないの
ああ
そうだな
ぼくもそう思う
ねえ
ほら
歪んでるよ
、、、
、
ぼくたちは
さよならばかり
得意になって
消えていく