Davidが我々を叩き落とす
いとう
呪い
というものについて考えている
地球が回って
日が照って
草花が生い茂って
我々は
そう
そのように生きていて
そのこと自体が
呪いであって。
祝福
と呼ばれるものはすべて呪いだ
我々は呪われて生きているのではなく
生きていること自体が呪いなのだ
ある朝Davidが満面の笑みを浮かべてやってきて
ねぇ、君。
いや、君たち。
君たちはdyubidyubaで
tyunyutyunyuだから
だからmenyuaotrusal。
mantios;fsnのために
mfnienjslしたほうが良いと思わない?
そう言ってDavidは
我々を叩き落とす
暗い穴の中にではなく
むしろ陽光の眩しさに目が眩むような
そんな
我々の姿がはっきりと見える場所へ
はっきりと照らし出される場所へ
はっきりと照らし出されて見えてしまう場所へ
いやむしろ今、
我々は暗い穴の中に潜んでいるのだろう
Davidだけがそれを知っているのだ
我々は追い立てられるように
Davidに叩き落とされ
そこで我々を知り
その後
どうなるかはわからない
我々がどうなるかを我々は知らない
けれどDavidだけがそれを知っていて
満面の笑みを浮かべるのだろう
陽光の眩しさのように
ではなく
慈雨の冷たさのように
ではなく
そしてもちろん
呪いでもなく
我々の知らない
何かのように