子供の頃の夜空はもっと夢みたいな色だった気がして。そんなベクトルの話
短角牛

なんだかな

考えを整理してきれいに進める人は

頭いいなって思うよな

別にたいした仲じゃないけど

あの人の未来図には あたしゃ入ってないんでしょうな

べつに寂しかないさ たいした仲じゃないんだし

ただ

あの人が天才であちきがゾウリムシなんて対比は無くたって

なぜだか不安なのよさ

だれもかれもいろんな苦しさややるせなさや 後悔と戦っているのに

そうやって成長して今の自分を手に入れたはずなのに

あっしがとてもミハッタツに思えるのは 誰のせい?

おいどんが生まれる前に成功して ハングリーな生活のチャンスを奪ったアナタガタ?

すごすぎて なんでもしっていて 努力もパネー感じで そんなオヌシのせい?
社会のせい?友達のせい?あの娘のせい?あの男のせい?そこの微生物のせい?

否定はできないんだよ 俺のどっかに含まれてるから

だから

ひとつ言えるのは 今の自分じゃ足りないんだ

も一つ言えることは(ひとつじゃねぇのけ)

そいつらひとつひとつに憧れてるんです

自分の理想は 自分のなかにあって

それをわかりやすい単純な言葉にできないから

それでもいいやと笑っていける

泣くほど悩んで育ってく



自由詩 子供の頃の夜空はもっと夢みたいな色だった気がして。そんなベクトルの話 Copyright 短角牛 2008-12-13 23:56:02
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