ボタン
G☆彡
散らかった部屋に
見つけた
思い出のカケラ
見つけなければ
良かった
後悔したって
今更、遅いね
そんなコトは
わかってる
君が笑って
つけ直してくれた
ぼくのボタン
ひとつだけ
色が違うから
見る度に君の笑顔
思い出すよ
このボタン
なくなったら
忘れられるかもね
何重にも
巻かれた赤い糸
君の想いを
いま、知った──
声にできない想いは
涙となってこみ上げる
形にできない思い出は
夢となって消えていく
濡れた床に
君へ描いた
"ありがとう"
そして、
心で呟く
"さようなら…"