太陽と月
HAZIME

あなたはずるい
いつも
あたたかくて
明るくて
みんなに求められている

でもわたしはいつも
寒くて
真っ暗で
独りぼっちで夜の町を照らしているの

でも
こうして私が輝いていられるのは
あなたの光が
私を照らしてくれるからなの

どんなに追いかけても
追いつくことのできない
いつも反対側にいるあなた

こういう形でしか
巡り逢えなかった私達は
きっと運命なんだよ


自由詩 太陽と月 Copyright HAZIME 2008-12-03 20:34:27
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