夏
佐藤伊織
カキ氷が溶けた後の 蚊の乱舞
床に描かれた光の窓を 開けようともがいている
犬達は皆 昼間は外にでない
やつらは 過ぎ去った陽光の中を
影を伸ばしながら歩くのが好きなのだ
自由詩
夏
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佐藤伊織
2008-12-03 02:38:53
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奇妙詩集