ノート。
終
使いかけのままのノートを広げると-そこに連なる文字。
1ページ、1ページを繰る
あの頃にまとっていた-乾いた空気、冷たい熱、弾むの葉。
1ページ、1ページを繰る
懐かしい文字列が心を刺す。
最後のホンの手前にアナタの心がまだ、残っていたよ。
今でも変わらないアナタの。
懐かしいと思える涙、使い切れないノートは、水曜日燃えるごみのひ。
自由詩
ノート。
Copyright
終
2008-11-30 14:43:50