猫の爪
秋也
狩っているのは
お前か
私か
破片
切なく
御仁に
大麻
壁に
喰い込み
カラカラ回る
瞳が大きく開く
グリーンアイズな
高層の大気
牙を剥いては
ご機嫌に
ただそこにたつ一本の木
肌を破る
一本の木
自由詩
猫の爪
Copyright
秋也
2008-11-28 02:41:08