花の囁き
まどろむ海月







蕾の温度の
貴女の愛



花びらを
散らすように
こぼれる

紅の 白の 黄の 紫の
言葉 透明の雫



 あの日
 雨の中を
 歩き続けた
 私のとまどい



羽のような謎
風の 波の 影の 感触



夜空に浮かび
朝にきらめき
旅先の青空にさえ
流れていきます
















自由詩 花の囁き Copyright まどろむ海月 2008-11-24 19:58:41
notebook Home