夕暮れ冷やしトマト
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昼下がりに昼探し。
本を読んでたまらなく切なくなってしまったので、天気にまかせてフワリとプカリ。
最近はナゼか蕎麦屋に惹かれることが多いのだ。
大もりと冷酒。冷酒と大もり。
ツルッといってキュッといくのかキュッとやってズズッといこうか。

理由に大した意味なんかない。
ましてやソレを聞きたがるなんてもっと意味がない。
意味のない事を考えてもラチがあかないのでエビスの缶をぶら下げてテクテク歩ってた。
格子状の街並みを抜けて左に曲がる。
あまり役に立っていない信号機に付き合ってから大通りを渡ればもうスグだ。

今日出掛けたワケは、
昨日の雨に流されてしまった思いつきの歌を思い出したからです。
でも意味などありませんのです。

よー、飲もうぜえ。






散文(批評随筆小説等) 夕暮れ冷やしトマト Copyright BOOKEND 2008-11-04 16:02:13
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