さえふり(Ho uk I)
竜門勇気
かよらな(*三つ要詞に順ぜぬさま)えり(*ここでは、票来の膳当)も
冷めようひち(*ひどく甘い味、こち返し)に
合歓を借りかまうべく ああ べからずかな
わてろう(*感嘆 逃げ惑う様の意) ひとみて
爪たまう(*万餐 暮れ長う先の朔) うずる(*目に過熾きの雅語) 夜更けに暇染みて
とろへ
とろへ
あなたが教えて
ぼくが忘れた
ちき舞(*伝によって件の如し)のひろはばに
かえら(*蛙。水辺の笹)まなし(*多年草。ヒダリオオバの一種)と
たいがへを(*没年1882)去りゆい はまうべく(*1872年の平報内視の格言「友 はまうべし 因って かかええいに坐す」より)
ああ ゆいかえす(*トコサエヤオオミドリカエバの裸鞘の脱文語(1942)動詞表記。夏季の季語)かな
下げひえぬ(*何と私の宮には人の列を置くことの最上を持たなかったであろう) しろ 才へ
目に九頭 ししる(*腸語:人の目に巻き荒ぶこと。大妊) さなか気((ゲ)*最も中心に稗を流したるに同じ)に気を臥えて
見しさし(*略 見しはかざさし)は薙枡(*コザオトリ亜目の鳥類 コザオナガヒメドリ)に落ちぬ
しおやも雉こたみ(*或いは:しょやわえも 雉のみたに)に少自常視を はばなかさまあう(*幣例 の古語)
きなま(*大きい。尊大な)えりに さば追う(*ひやさに) 手かえ(*凍った。動かない)も
とろへ
とろへ
僕は帰れない
もう時が一回りするまでは
このささかえ(*時計、計器の一巡 輪廻)を 下じまおう(*成れば 成願の礼詣)と
ならはさめかえる(*叶わぬならばいざならはさめかえる 死してより強くさざめろう の意)ならば
序額(*おおよその中心) 字連(*さば追う わが身、とも)に陸さめよが裂客の(*まなしの患者 新た人)はやさば(*やさばにかげう・・(*損失を敢えて呼ぶもの、農才)
ろおがいお、かえろおがいよ(*伝なし、擬音と目される)
むさば(*シロヒトリ科が繭を参した場合、そよさざを呼ぶ)ねば 零れ糸 にさかも(*末期の水 ひち)うものを
とろえ
とろえ
明日殺される
とろえ
とろえ
君とあ(*とわ?原文不明瞭)会う 春かかご(*不明)で
君の 遥かぞ仙(*読みセン)に
僕はこ(*奴隷階級に与えられた祭塀 多くは大変粗末で多くのものが来壁で苦しみ、自殺)された
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