片恋
あきな

重い身体を引きずって
けだるい空気を身に纏う
手の届かないものを愛して
非現実的な歌を歌う

僕の太陽
僕の慈しみ
何処を探しても見当たらないから
雨上がりの重苦しい雲が垂れ込めて
昨日も今日も
明後日も
灰色の風景がつづくのだろう


自由詩 片恋 Copyright あきな 2008-10-25 15:31:28
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