まぶしい雨
唐草フウ

まぶしい雨が
わたしのひたいに落ちて
ぽとん と
奏でた
それは総天然色の
はかりしれない次元の
やさしさ

おもっていることが
おもっているように
雨は降るのだろう
だとすれば

人としてすこし欠けている部分は
人が補ってくれるの
それとも
自然として、時間として、
あずけている足りなさ
なぜ降るの
まぶしい雨






自由詩 まぶしい雨 Copyright 唐草フウ 2008-10-24 12:19:46
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