「 0 」 
服部 剛

僕の手にする
透明なハンマーを振り上げて
目の前にぼんやりと立つ 
姿の無い退屈を、叩き壊す。 

粉々に砕け散る音が聞こえ 
全てを手放した僕の前に 

  0

の門が現れる 
 


自由詩 「 0 」  Copyright 服部 剛 2008-10-20 21:24:11
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