戸惑い そして…
ちぇしゃ猫
いままで
何度目を逸らし続けてきた
私の遠くない未来を
いままで
誰かに尋ねずに
ここまで来てしまった
禁忌(タブー)の言葉たち
そして
何かに、否、誰かの言葉に
現在(いま)も雁字絡めになっている
私を。
否、
そう思っているのは自分だけで
実際は扉の開かれた
鳥籠の中から
羽ばたくことのできない
小鳥。
全ては
臆病なこの私に突きつけられた
現実。
考えれば考える程、
闇に溶け込みそうな自分は嫌いだから。
灯りを消して
もう寝ることにします。
自由詩
戸惑い そして…
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ちぇしゃ猫
2008-10-19 19:06:17