てのひら 
望月 ゆき

四角四面なこのぼく。


どうぞ
その 皺の波間を

どうか
存分に転がしてやって
ください。

ならば まぁるく
やがて まぁるく。


自由詩 てのひら  Copyright 望月 ゆき 2004-07-31 12:54:32
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