「?」の終着駅 
服部 剛

只 線路は一直線に 
遥か彼方の空と地平のすき間に向かって 
突き刺さっている  

ふいに 
何処までも歩けそうな気のする僕等は 
とてつもなく緩やかな引力に 
否が応でも 
いつか吸い込まれてゆく 

空と地平のすき間に 
ぼんやり「?」の文字の浮く 
終着駅に向かって 





自由詩 「?」の終着駅  Copyright 服部 剛 2008-09-22 23:59:45
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