別れ #2
《81》柴田望

祈りがぬくぬくと日常を結膜炎

責任が涙
水の使用に隔壁を顫動している
遅すぎるくちづけが、きりくちにはなかにしかないこと
工業や医療を「モーゼ効果」をおちる
にんげんのテレビ・パソコン等は尋ねると

そのひだり
不純物の存在による不正確さを
呪詛をすこしくらいは腐っていく
どの[非表示]が
沼の無名のよく似たの
猿豊かな私はアモルファス氷の舞う

左右一対の例を4 °C のときの1cm3あたりの質量と語るべからずです
尼僧の恋文の
木にしかないのだ
同様の眼の眼科のむかってでも
闇を
垂直におびやかす闇
新しいものを聞いた
金属コードが
ぼくに
すこしくらいは


果実が明るくない語るべからず
扉で晴れやかな者の思いをするでしょう
「ふかせてください」が位置に急ぐことはない
水分はアモルファス氷の
水蒸気がひとりの沈黙せよ


ルテインが液体の水
穹窿の大きなふかめてゆき
水(みず)がぬるい
屈折率が異なり

物理的性質からゆうべがみんな危険性だ
底はおまへのこすりつける
おまへの陽あたりのいゝ狙はれてゐる
重水の老視(老眼)の一撃して

小型工業や医療よりも
天空の形質が獲得された
遺書とわずかずつ
メタノールにぬけるでしょう
数滴の沼が噴きこぼれる太陽系外の水に
情緒過多ではああ
水と芸術のに
いつも杯状眼に一番美しいならない
俗悪さのみたすしかない小さい異常液体の1種に
車の流れる
だが小鍋から
こんなよるに頭上はでないと
燐然とよろよろと蜥蜴の夢のが



自由詩 別れ #2 Copyright 《81》柴田望 2008-09-21 08:38:27
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