誰も
信じたくない
誰とも
話ししたくない
顔も見たくない

全てが
うそ臭く
見えて
全てが
きたなくて
大人というものが
信じられない

傲慢に見える
卑怯に見える
仮面をかぶった
おろかな者たち

自分の
おろかさを
知らない
自分が
汚されていくのを
知らない

自分が
壊れていくのを知らない

何もない
夢も
希望も
ひとかけらもない

ただ
愛情にも飢えて
真っ直ぐに
純粋だった心は
暗闇と呼ばれる
毒の花を
咲かせる
暗闇に
心も身体も全て奪われていくのだ

自己破滅に
どんどん
追い込んでいく
まるで何かに
取り付かれたように
悪の道へと
のめりこんでいく