スター・ソルト Ⅰ
《81》柴田望

あなた を 遠視 の たちまち 機能がうまく発達せず弱視となる 外側は角膜 に 勇敢な            
少しも 香液 の 自ら は 魚 の あがるな             
おそらく  つめたい ヒトの眼の構造 に 立体視による遠近感 と 爆ぜ散る に よろよろと お前 して         
悲哀 の  決して 大股びらき は 期待 を あるそうだ に だとすれば          
                    
それ の 走る どの  不協和音 が 太陽 を どんな海 に 垂れる 水 ほど       
多分 タコ・イカ の わずかずつ すると 衰え始め  だが 敵 だ           
割れた 君 は あなたより重い 針のやうに に 像が結べる              
紫 は 字 に 沼 の 木 から             
呪詛 には 差したら ただし様々な例 を 街角 を 近く 地上 が 成す          
波 の 正午(マヒル) に  明るくない 内部 に 不協和音 が ならない          
肖像画のように ひといろ を 割れるでしょう                 
矯正せずに生活している人間 に とどく 天空 の 眠ってる間 かしら              
                    
無脊椎動物の眼 と ここ が あらがい 淡い 眠たい 花 が            
青空 の 勇敢な 上 未来 は 移動する さまよいつづけろ             
夢 メラニン色素の量 沈黙 並んだ面 日付 の 死せる 馳ける 泡            
しかないのだ 存在 だ 熱膨張 の 言おうか 大鏡のなか だ             
                    
風 を 眠る を 配列 の 出発でした の 歌い            
とき も ゲンザイ に ひとり は 薄まってしまった の 封じてきた            
投げた 大仰な ただし様々な例 に 語るべからず 越え 求める約束 は             
物好きな 華麗な 何 には われわれ に 沸き上がる めぐりめぐり             
                    
だが 靴 に 取り仕切る 少年 のが               
少年 は 仮死のなか が 波 が 吹いている 機能がうまく発達せず弱視となる             
挨拶 を 混雑気味な 雲 のも 純粋 が 消える             
この 風 が 小声で ちいさな 雨 かしら              
[編集] 活動 で おろした ぬれた                 
渡ったとき が 矯正せずに生活している人間 を 生存スルハズ は 碧い 構成された 頭部に複数の眼を持つ            


自由詩 スター・ソルト Ⅰ Copyright 《81》柴田望 2008-09-16 22:26:07
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