〜 夏終哀夜 〜
彌月




雷雨に押し流され

夏が終わる

爪先に染み込む雨水が

一層惨めな気持ちにさせる

選べない選択肢は

捨ててしまいたい衝動に駆られ

捨てきれなくて
また抱きしめる

愛しい カナシイ




苦しい


自由詩 〜 夏終哀夜 〜 Copyright 彌月 2008-09-16 09:43:53
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