夢猫
さくら

わたしはね 
あなたの見方なんて 決めたじゃない?

わたしはね
あなたを信じるって 決めたじゃない?

あなたは 
色んな場所から言葉を見つけ出し
色んな色や模様を付けて 紡いでいるけど

あなたのにゃんこは どう思うのかしら??

言葉を言葉で紡ぐ時
縫いつぐ隙間は 空に溶け
流れる雲は 隙間を隠そうとする

見上げるにゃんこはいつも 首をかしげるの。

レンズごしに見える世界
それが本当だって
誰かが教えてくれた

あなたはね
一人で強くならなきゃいけないって

あなたはね
心から誰かを信じなきゃいけないって


今日もにゃんこは 夢の中
そ知らぬ顔で お昼寝してる


自由詩 夢猫 Copyright  さくら 2008-09-14 11:29:57
notebook Home 戻る