孤独のつぶやき
ヒロシ

季節も
コンピュータも
風も
液晶画面も

叫びたいほどの
この孤独を
呑み込んでいく

そのたび
余計に孤独になりそうな気がして

あてもなく
答えのない何かを
探し始める

斜陽の後にやってくる
暗闇を
超える力も足りない

誰かを抱きしめたくなるような
肌寒い季節に
まだ

君の面影を追いかけてる

ちゃんと歩き出せているつもりだったのに
気が付けば

探していた

こんな夜に
戻れない
思い出たちが

空を流れる


自由詩 孤独のつぶやき Copyright ヒロシ 2008-09-12 02:08:02
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