思い立った刹那の想いを
もこもこわたあめ


「そうだ。旅に出よう。」
どこに行くかなんて、なんの目的で行くかなんて
そんな細かいことはいいんだ
ただ、今旅に出たいと思う 

道が不確かだっていい
目的がなくたっていい
迷ったって構いやしない

だって旅に出ることが目的で
僕の中の光に近づく一歩なんだから

「どうせなら夜行バスで一睡もせずに。旅に出よう。」
寝るのが惜しい、きっと夜の景色は暗くて鮮やかでないんだ
見えるものも限られてくる
けど、いいんだ闇の中に紛れてる何かを見たい

きっとしなやかな足取りで
「僕はその中にいる」


自由詩 思い立った刹那の想いを Copyright もこもこわたあめ 2008-08-18 21:03:51
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