アンサーソング
唐草フウ
(わたしいつも朝の顔で
(とおくをながめて
(とびたつ機会をねらっては止め
(ひかり おいかけたがり
(汗さえも、ほめてくれる
(どっしりとした、くもくもく
(優しい網の眼で
(どこまでもみていて
(パイル地のふわふわした
(失われないおわかれ
(何ものぞんだりしない、忘れない
(また会えるね、海
(はだし
(黒い糸だってしんじる
(鞘のベッドから出て
(さよならを止めて
(小さくいま生きている
(ないで
(知らないで
(こんなわたしを
(ハタメク
(寝転がる世界だけで
(まり
(包まり
(ひょこっとのぞいてる
(きづかれるのが楽しい 左のちぶさよ