山田かまち君に捧げる詩
青い風

天才だって
長生きしなくちゃ駄目だ


かまち 貴方に会いに
高崎までやって来ました
貴方が残した
数々の悩み 苦しみ
そして 希望を見つめ
私は息を飲みました


かまち 貴方が
天才であったどうかは
私にはわかりません
しかし 溢れるばかりの
感性を持った
若者であったことは事実です


かまち 貴方は
その感性ゆえに
悩み苦しんだんだね


かまち 貴方は
生きるべきだった


のたうちながらも
その苦しみの中で
何かを掴むはずだった


今 貴方の
溢れんばかりの感性は
貴方が残した作品と
ポートレートの
大きな瞳の中にしか
偲ぶことができません


かまち もう一度
生まれ変わっておいで
そして その感性を
余すことなく
私たちに見せてください


自由詩 山田かまち君に捧げる詩 Copyright 青い風 2008-08-05 08:27:53
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