UFOの作り方
馬野ミキ

1、引力をコントロールする装置をつくる というか発見する 自分の中から

2、つまりこのように現実が見えているということは 一体自分はどんなものを世界に見たい と思っているのだろうかということを自覚する

3、鉄の箱に入りじっとしている なるべく他人に見られないところで
なぜならビギナーは、単なる鉄の箱が空にいきなり浮かび上がらないということを信じている人の引力に巻き込まれるからだ

4、注意点 万が一空を飛べた場合でもそれを他人に証明しようとしてはいけない
なぜならもっとも重要なことは、
自由に空を飛びまわるということではないし 
あなただけがどこかに到達できることではないからです。

5、写真に撮ったり録画しない 
というか、そのようにこれらの現象を特別に思い執着するという引力
つまり、ぼくたちは基本的に空を自由に飛んだりしない 
UFOに乗って空を飛ぶのは不思議な特別な体験だという想念は 
ぼくたちは安易に軽々しく空を飛べないんだ という現実を強く引くから
これを記録したい 保存したいと 思った瞬間に現実
つまりあなたが引き寄せている世界に 
戻される(自由に移動しているんだが)からです。
次に執着しないことに対する執着という命題が浮上してくるので
つまり、なぜ私は失うと思ってしまったか という哲学が必要になる

その他 
・UFOに乗っても虫歯や腰痛が治ったりはしません ただ症状は若干軽くなる その時は
なぜならあなたが現実に引いている痛みを その瞬間手放しているからです
・UFOに乗るにあたり、スピリチュアルは関係ありません 但し、関係あるとすればそれはもう全部が関係ある 世界の全部が関係ある 鼻くそもゴミも誤字も全部。





自由詩 UFOの作り方 Copyright 馬野ミキ 2008-08-04 00:59:32
notebook Home 戻る