遠く離れた二人だけど
夢乃 綴喜

遠く離れた二人だけど



今ある障害は
僕が経験したことのある
障害に比べれば
全然対したことはない
だから

ほら
夜空を眺めよう
僕が月をまん丸にしておいたから
決して欠ける事のない
あなたへの想いを
届かせる為に
僕は
夜空に月を描こう
決して欠けることのない
月を
それは
あなたへの想い
声さえ届かない
遠く離れた二人だけど
同じ月を見ることができる
同じ星に
同じ時刻に
僕らはいるのだから
だから
今ある障害なんて
ほら
ちっぽけだろう
だから
一緒に
月を見よう
同じ月を



綴喜


自由詩 遠く離れた二人だけど Copyright 夢乃 綴喜 2008-07-22 20:40:00
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