θ
北斗七星
力の及びそうにない
その場所で戯れる
屈折した七色が
途切れる顕在感にぼやけて見えるよ
眠ってる夢を見るために
真っ白な砂地に書いてみた
力は及びそうにないけれど
θ
の波は砂地に寄せては
還していった
波の声が君に届けば
いいなと眠った
自由詩
θ
Copyright
北斗七星
2008-07-22 10:35:27