ためしに一人で生きてみます。
hachico
しつようになんねんざいに火をつけるような生き方はそろそろやめて
すれ違う手に手に花は鮮やかにすれ違うこの手のやけど痕
君の描くすごろくのような人生にバンカーはある?みずうみもある?
フレンチを食えば白磁にナイフ傷 絶対的に不可逆な傷
解体の日にはあなたを置いて行こうこんな贅沢分かち合えない
地下鉄になりたい
頬は闇の向こうドアの隙間に吸い込まれてく
わたくしは埃のようなものだから晴れた日には窓から追い出して
いい加減気付いて生きる喜びは平和に暮らすことだけじゃない