こもん



きみがひとつならずの
ことば
として、わたしに残されている、夜

死が
わたしにさらに投げ
入れられて、燃やしつくされて
さらされて、
指はなぞる、過剰に
横たわる
きみを、ベッドのない夜
わたしは
丸まるどこまでも
小さくなって







自由詩 Copyright こもん 2008-07-11 22:44:23
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