洒落た夜に乾杯
舞狐

海に揺らめく
街の明かり


潮の香りに
髪を撫でられながら
二人で少しおしゃべり


食事のあと
ビルの上から見た夜景
あまりのまばゆさに
胸が苦しくなった

海に散らばった宝石たちが
まるで
私たちの今夜を
祝福してくれているかのように瞬いている


たまに飛ぶ飛行機は
光のアーチを作ってくれる



艶めかしく
熱い夜が始まる



自由詩 洒落た夜に乾杯 Copyright 舞狐 2008-07-11 00:19:33
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