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衿野果歩
あなたが巡らす透明な壁のどこかに
?ほんとう?に続く扉があって
あたしは今も
それを探しているんだろう
本音のようなものをさらして
身にまとう距離感
愛想よく笑いながら
人間関係はゲームと 言い切れる人
あなたが閉じこもる透明な檻のどこかに
綻びが生じた穴があるって
あたしは今も
それを信じているんだろう
素っ気ないオープニング
単純なストーリー
あなたが思うシナリオと
あたしが望むシナリオ
近づいては弾かれて
また挑むゲーム
あなたが思いがけず
また笑ってくれるなら
いつまでも扉を探そう
そしてエンディングでは
その扉を叩こう