しずけさの
敷彦

 記念になるからとバザーにて
 米
 3合も炊けばまぁよござんす
 千年
 ひたひたみずの何処にか底の
 うんこ
 ほんとにあると思わなかった
 げりべん
 明日から昨日みたいなもんか
 うんこマン
 興奮の度合い
 過ぎたる夏
 戻って春
 梅の香高く
 春は恋し
 さんざし
 道々続く
 左右各五本
 白ばかり
 揃えし指先
 見上げれば緑
 過ぎたる緑
 赤色添え
 この責任
 本日中
 ゆるやかに音もなく優しさゆえご覧にお目に入れて見せます
 しずけさの絶えるまで


自由詩 しずけさの Copyright 敷彦 2008-06-23 00:50:37
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