ごめんね
こころゆくまま

わたしが
立つはずだった
あなたのお店のカウンター

これからは私の知らない女の人が立つんだ。

わたしが
あなたとの子供授かり
大きいお腹で立つのが夢だった
あなたのお店のカウンター

これからは私の知らない女の人が叶えていくんだ。

そうなんだ。

そうなんだ。

わたし、あなたのこと本当はとっても好きっだったみたい。

当時わたしは、
あなたの心を手にいれたくて
意地になっていただけの恋愛だったんだと
そう思ったから
無理やり終わりにしてしまったけど

いまわたし、幸せなはずなのに。

なんでかな、失恋したみたいに大泣きしちゃった。

ごめんね。

おめでとうって、いえなくて。


自由詩 ごめんね Copyright こころゆくまま 2008-06-21 22:16:37
notebook Home 戻る