魚は脳内で泳ぎ、肉体は泳げないのでdance! と叫んでみる 『 情熱の国スペイン 』
狩心
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床を水で洗って 古びたモップでゴシゴシやったら はやく折れてくれ
木の棒やロボット メロディ 正しいモップや古びた手足
何十週もして最悪な匂いが回転し始める 刺繍的な死臭 色とりどりのYO−YO−
何度も顔をしかめながら上下するんですけど
首を傾げて分かった振りしてそのまま傾斜角を1ミリ単位で計算するんですけど
全部止まっちゃったんだ
目の動きが一点を見詰めていて
乾きと和解したんだ
肩凝りが酷くて
アイスキャンディーが肩に突き刺さってる
俺のファンネルが唸る フィン! ファンネルが唸る、 おしるこを啜る音 ミジンコの濁流に
どうしてもポラロイドカメラが必要で それのシャッターを切るのは他人の指でなくてはならない
他人の指が何処か道端に落ちていませんか 空中に浮遊する矢印でも構いません
千切れた顔のない指先はありませんか 蟻の巣の中を穿れば見つかりますか
蟻の巣の中にミジンコの濁流を流し込めば 金でも銀でもない木こり職人の鉄の斧が手に入りますか
錆びた顔はありませんか 道端でホームレスを望む項垂れた肩はありませんか
子孫繁栄を拒否した腰周りの花畑は何処にありますか
何度暖めても不味いコンビニ弁当は咽喉仏にドロップキックをお見舞いしますか
お見舞いされた仏像は雪を降らせ サクサクと白い荒野に 日本の四季を展開しますか
一日を四季に展開し ピザのようにバイクで宅配したいのです
歩道橋の下で車に轢かれブッ飛ばされた子猫の胸に
山のカーブでボンネットにぶつかってフロント硝子ブチ破った鹿の死んだ目に 横たわった 赤ちゃんの這い這いに
時計の針が項垂れて 時間は空のグラデーションで語ると宣言し 硬直し 身を捩じらせて変身します
音の中に 色の中に 形にならない残像が犇いて スペインの闘牛のように赤い旗に向かって突進するのです
突き刺し 突き刺され 射殺され 陵辱し 舐め回し 肉として配給され 時としてダンスし 空間として 雨音の蜘蛛の巣の煌びやかさと綱引きをするのです
水晶に見える世界は 歪んだ地平線に覆い被さる歪んだ顔
占い師のローブの中は骨 肉は道端に落ちている 淡々と 商品にもならず
群がる蟻の力によって 蟻の巣に持ち去られる事を望んで 悲願 戦場の孤独死 または 神聖な森の原初の池に足を浸す事のできないデーモン
既成事実が僕を老化させ 体操のお兄さんを召還し
背筋が凍るほどの恋を呼び寄せ 宇宙のバック転と共に 日本の本州をアメリカ大陸にドッキングさせる
ふざけるな二挺拳銃 近未来の海はその目に渡さない 近未来の空はその耳に渡さない
指先の腐敗性物質 脳内の電波器具 回転する吐息に暗号コードNGをアウトプットする カメレオン的インプット
現象が背筋を凍らせるなら
コカ・コーラのボトルが異様に女体染みて被爆する うねうねと化粧品の波の中の♯と♭をかわしながら
右 左 右 左 右 左 斜め45 斜め36 斜め27 斜め18 斜め9 斜め0度 首を完全直角にカックし 隠し続ける生首 その液体 オブラートに包んでホルマリン漬けにする
宅配します、 燃え盛る森林や空を飛ぶ土石流 近親相姦に涙した老女の過去や噛み切れない沢庵の黄色い太陽に
演じて 遠心力を閉じ込めて そっと口付けをして もう二度と恋はしません
深遠・・・ 骨の足音は瓦屋根に照り付ける太陽のやるせなさ
優しいメロディに隠された闘牛的末路
拡大したものが縮小し ボリュームを縮めて
テレビ番組の映像も霞んできます
空に浮かぶ雲が薄く切れ切れに
水滴は緑の草原をひた走り
大地の中に人間の身体を閉じ込めるのです
ボリュームを縮めて NG的暗号コードが
口パクで海水浴
口パクでアイドル
塩が降る中で短く 丁寧に挨拶だけを交わし
no no と躓きを隠す
タンバリンのようなUFO
カラオケルームでキラリ、ひらひら need を破壊
スケバン刑事万歳 眠い クレオパトラが 眠い
眠い・・・ ever 膨れ上がる ふくらはぎの辺りから
罫線の濁流 横並びに平行に それぞれの距離を保ったまま
それぞれのメカニズムを遺伝子情報から隔離する 粗暴性
十年前に新しい子猫が鹿の死んだ目を食い漁る その大漁的我慢の限界 夢見て
now no where おれ達のラバースーツ need 引き裂いて 住民が騒音を可決する 衆議院本会議において 忍者のコスプレをしたまま SM的ボルテージ 網の目の拡散 ぷちぷちと整形を施す 深海100メートルの埋立地 そこを歩行する半漁人の生命 腹の辺りから掻っ捌いて 飛び出す絵本のように新しい世界が現前の世界を上書きし飲み込み 大腸の道へと誘い 孤独死させる 酸欠状態の優しさ そこに於ける ぷちぷちメロディ バリカンが芝刈りを強行し おれ達の体がキャベツの千切りと化す アウトプットシュレッダー インサイダー的なサイダー 小さな泡が水溶液を引き連れ蒸発する so 此処は誰のものでもない 固定化された断崖絶壁 個々は誰のものでもない 優秀な科学者 その被験者 充血した目 灰色の配線 need 泣きそうで辛いよ どんどんと夢見て おまえが死んだらいい
手を握り締めて何度も痙攣しよう
トイレに行くのも我慢しよう 罫線からの略奪
ダンスする度に体が少しずつ浮いていく 私はスキャンマシーン
読み取り不可能なものを感じ取るのは難しい! でも其処にしか本当の精神は無いのだから
私達は投げ捨てる 愛を求めて爆発した星屑の欠片や ニキビ面したコンプレックスの砂漠を
私達は投げ捨てる 永遠という言葉を
私達は踏み潰す それこそが悪魔に魂を売る事であるから
私達はその前に自らをデーモンとし 金や銀の斧で悪魔を逆に買収し支配し
それを神聖な森の原初の池に浸し培養する
私達は其処に足を浸す事はできないから
その池が蒸発するまで占い師の姿で呪文を唱え続ける
身を削り 骨の匂い マドンナ
友情と興奮を
性別を超えた人間としての生殖器の切断
私達は求めている・・・ ever
音のない世界
色はゆっくりとグラデーションしていく
一万を超える数え切れない死体 敷き詰められたひび割れの荒野は 一面の花畑 死後の花
その飢えをゆっくりと歩んでいく グラデーションしていく体 空となり
優しく包み込む精神が充満し 地球上に人類は存在しない
握り潰した箱の中には何も入っていなかった
パンクする自転車が今日も売買されていて
それを乗りこなす人類は透明で
太陽の光が貫通し 地面に突き刺さる
その角度を1秒単位で計算しているデーモンが
原初の池の中で口からぶくぶくと泡の様な言葉を水面へと送る
水面が発光し グラデーションしていく
誰もその色を何色か断定できない
痺れ愛し 破壊するのみ
切ないなんて
二度と口にするな
正しさは常にお前の中にある
恐怖の中に
変容していく
無目的の中に
培養する
美人の死体に
1500メートル級の赤潮を捧げよう
プランクトンが自ら顕微鏡を作成し それを宇宙空間で破壊し 部品は永遠に暗黒を漂い続ける 膨張し続ける宇宙の速度よりも速く飛行し 宇宙の果ての境界線を貫通し 其処に初めて純粋無垢な自分の姿を見つける
と述べたこの全文が すべて何の意味も持たない
切ないなんて
二度と口にするな
正しさは常にお前の中にある
読者の貴方が 作者の私を否定してくれ
其処にしか意味は無い
もし貴方が私に共感したなら
貴方は既に 死後の花
貴方は生きる為に私と対話したい
ドゥバガバガバ ジュース
涙を堪えながらスキャンする読み取るコピーする模倣する 色や音の会話 コトバ!
コカ・コーラのボトルが異様に女体染みて被爆する うねうねと化粧品の波の中の♯と♭をかわしながら 俺のファンネルが唸る フィン! ファンネルが唸る、
every little 爆乳 ドキドキ 押し潰されそうだ・・・
パズル化するのに寝ゲロ 飲み過ぎた青年は私達を投げ捨てる
便利な器具は傾いたまま その角度を正確に調整する 体を揺さ振って
縄文土器の中に立小便をかまし パーフェクトが迫る YO−
ダダダダルビッシュ投手 完封勝利しました!
山奥の仙人が国利と頷きました! ビックリした目は寝ゲロ 其処から毛が生える
炎の様にめらめらと 海草の様に踊り ここは深海です
水面まで100メートル競走したいと思います 君に胸キュン あたま痛い
ふざけんなよー 俺の肩にアイスキャンディーが突き刺さってる!
とても嬉しくて君と二人 笑顔全開で死ねると思う
罪を罪と認識した時 それは音声を失い全開で口パクになったアイドル
それは色彩を失い ダルビッシュ投手 完封勝利した
怠惰が笑っています 代打を用意できないままに ミルク精液
俺の肩にアイスキャンディー
山盛りの手打ちつけ麺
値段のわりに不味かったなぁ
もう二度とこの蕎麦屋には注文しないぞ! そうだな早く日常生活に棄却しよう
は? なに言ってんの ドゥビドゥバ 超ダルビッシュ はぁ・・・
Go Way マドンナの はぁ・・・
溜池は酷く清潔
もう長い事シャワーを浴びてない だから酷く清潔
今からお風呂に入る その前に全開でオナニー
床に寝そべってポテトも食う
足をトントンさせて スカイパーフェクトTVを見る
魚は脳内で泳ぎ、肉体は泳げないのでdance! と叫んでみる
そして私は今週末 渋谷のクラブで半狂乱する事に決めた
恋の運命は遠い空間に預けたまま
また明日にでも開けて見るBox ボクサーエクササイズ!
放棄する事は 簡単すぎた
だからもう二度と大切なものは離さない
フラメンコが日本に上陸する アメリカを処刑して
自由詩 魚は脳内で泳ぎ、肉体は泳げないのでdance! と叫んでみる 『 情熱の国スペイン 』
Copyright 狩心 2008-06-19 12:13:21