アナログ
glisten

きしきしと刻む音をわずかでもいい、消す方法を探している。
まいにちは、ないふりをするので忙しい。あなたではなく、となりの人の目を見ていることで途方もなく疲れる。

針のある、それはいりません。とくに音がうるさい。きしきしと、催促をしはじめる。ちょうどアナログでいる必要もなくなった頃です。
「わたしもこの間、」という台詞から次をはじめるよてい。窓を開けて、目線だけを戻した。
きしむ。


自由詩 アナログ Copyright  glisten 2008-06-18 10:37:49
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