夏の押韻
アハウ

あなたと過ごす
また夏が巡り来ます

松林の間から
輝きで溢れた
あの海を望み

ほら きらきら輝いて宝石のよう

見つめる海の予感で心がはち切れそう

遠い砂浜には
昼顔が群生して
海風に遠く揺れて

あなたは霞む水平線をみつめ
軽やかに その長い髪はなびいて
僕の記憶のかなたへ流れゆく



自由詩 夏の押韻 Copyright アハウ 2008-06-13 19:43:55
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