わたしはあなたと
もこもこわたあめ
あなたとの別れが訪れて
どれくらいの月日がたったでしょう
別れをあなたに告げられて わたしからあなたの元を去ったとき
涙は流れず
―あなたをののしる言葉ばかりが浮かんでは消えた―
―その言葉達を必死で繰り返そうとしてた わたし―
わたしは決して泣きたくなかった 泣くものかって一所懸命に
ポケットの手を握り締めて 涙を流さないようにと
あなたとの別れが訪れて
ちょうど一年目の今夜
優しいあなたに触れたくて わたしからあなたの元をたずねるとき
涙は思う存分流して
―あなたを知り尽くしているつもりだったわたしを許して―
―わたしを知り尽くしているあなたを 想って―
泣いていいよって心のたがをはずして あなたに
まっさらな今のわたしで 触れていたい繋がっていたいのです
わたしの
新しいメールアドレス
だれにも悟られないように わたしはあなたと繋がっていたいのです