I want to be a cloud
月夜乃詩音

窓から切り取られた青空
雲がふわふわと流れてく

あのひとは元気にしているだろうか

たゆたう雲をみつめながら
あの雲のようになれたらと

どこに向かうか分からなくても
この青空はひとつだから
いずれあのひとに会えるはずと

声が届かなくても 姿が見えなくても

遠くからみつめ続けられたなら
それはきっとこの上なく幸せなことだから

一瞬の奇跡

再会はまたいつか

大切な時を
そのいつかを
小さな幸せを
心待ちにして
叶わない想い
胸に抱いて


今日も空を見つめ続ける







自由詩 I want to be a cloud Copyright 月夜乃詩音 2008-06-07 18:13:40
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