薔薇に捧ぐ恋文 
服部 剛

お返事を、とても嬉しく読みました。 
君の日記で薔薇の写真を見た時、 

「 あ・・・にてる・・・ 」

と思ったのでした。 
出逢う花ともかけがえのない「縁」が 
あるのかもしれませんね。 

君の分身のように 
大事な友のように 
薔薇と君が「言葉の無い対話」をしたら
きっと薔薇も喜びに花弁を開くでしょう 

一昨日も草臥れた仕事帰りに
腹ごしらえにファーストフードへ行き 
ハンバーガーを齧りながら僕は
カウンターの中で働く君を 
遠くに咲く花の幻ように
眺めていました 

君は、休憩室に置いた薔薇を
なにげなく同僚に、見せる

僕は、暗闇に咲く薔薇を 
心の目で、みつめる

生きていれば
多少疲れることもありますが 
それらをひっくるめて、
お互い日々を楽しみましょう。 

そして、よろしくお伝えください・・・ 

すべての寂しい庭に咲くという 
あの唄のような
君の素敵な薔薇に 







自由詩 薔薇に捧ぐ恋文  Copyright 服部 剛 2008-06-05 08:59:14
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