きまぐれ君♪にささぐ
もこもこわたあめ
私のまわりのきまぐれ君 あなたに あなたのすぐそばでお話したいことがあります
「ほら、聞き耳立ててるのがわかるんですもの」
ええ あなたはいつもそう 何の前触れもなく降る通り雨みたいで
雲みたいにつかみ所のない そういう存在 だから
きまぐれ君♪ 私はそう呼ぶことに決めました
「今、ちょっとふくれた顔」
そんな顔してもだめです 私はそう呼ぶことに決めたんですから
決定事項 事後報告 そういう感じ だって
すぐ近くにいても 触れようとするとふらっとどこかにいってしまう
きまぐれ君♪ いい名前でしょう?
「少しくらいじっと、していてほしいな」
ねえ ちゃんとあなたのこと 私はみんなに教えたいんです
あなたがここにいるんだって ずっといるんだって
みんなに あなたのこと紹介させてくれたら
きまぐれ君♪ なんて呼ばないようにします
大好きな 言の葉のあなた