スーパーノヴァ
アヅサ

ブルーのタイツの傷跡に
流星のようなひかりが宿る
夢に見た女の子のうなじに触れる
超新星爆発、
その スカートのなか見せてよ


まつげに触れると空気が震え
清潔すぎる白いブラウスもゆれる
その 純真を犯したい 僕は
君の匂いを吸い込みたい
鬱々とした日差しが注ぐ庭で
君しか見えない 僕は


涙が出そうだ
五月の海はやわらかく光っている
曹達の泡に包まれるような
絶望的な気持ちで君を見ている
超新星爆発、
それ 僕も混ぜてもらえるかな



自由詩 スーパーノヴァ Copyright アヅサ 2008-05-25 22:29:38
notebook Home