JUDA
manabe kenta


夜が黒いから

登って

(13)

のぼって

こわいことしようよ



堪えられなくて

わたし

首根っこかじった



(血はくろい
くろいからこわい)



とけたいわたし

いきができなくて

さけたいわたし

あたまとからだ



から



夜が黒いから

登って

のぼって





こわいことしようよ



自由詩 JUDA Copyright manabe kenta 2008-05-22 00:10:06
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