気がする機械
十二支蝶
爪で弾いたなんでもない音は
足を両手に換えて叩いている
そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく
もうすぐ私の頭を撫でてくれた果汁がやってくる
聞き飽きた私の詩を聞いてくれる
なにもないこの夜にこれたちは
汚い星しかみえていないのだろうか
爪で弾いたなんでもない音は
足を両手に換えて叩いている
そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく
そこらじゅうの獣になんかまけない
そこらじゅうのならんだ斜めを私に集めていく