wait
春日







漂流、……。



寂しさはほんとうだった
泣き真似がじょうずと言われて
反論もできずに



(14歳のころのはなしなんだけど/
あのさ、あたし病気もってて/
友達にそのこと相談したら、///
/わらわれ、て……    )



いつから疼いているのか
右手の指だけじゃかぞえきれない



(おぼえて、る? //
regret///cry/
……
きみはわるくないよ、/
    わるいのは、)



ふと目を向ければ
消えないものはやはり存在していて
睫の間が徐々に埋められてゆくこと
拭うにはいまさらすぎること



タイムリミットは迫って
すこしだけ動悸はゆるやかになった
けれども自分ひとりじゃ
震えを止めることはできずに

あせとなみだの味は似てた





四角い箱をそっと抜け出して
保健室へと向かったら
だれかが救ってくれるような気がしていた、

あのころ、





自由詩 wait Copyright 春日 2008-05-17 20:33:00
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