シャドーボクシング
青の詩人
夢を見たいと望むなら
夜になるまで太陽を
にらみ続けて
なぐり続けて
ようやく昨日のリングに沈んだときに
ガッツポーズして
ふらふらで
歯とか何本か折れて
へとへとで
あったかいベッドよりも
忍耐と孤独の日々が重なった上に
ぶっ倒れて
ぐ―――って大いびきかいて
眠るくらいで
そんくらいで ようやく
きりんの夢が見れる
ライオンの夢なんかまだまだ早い
自由詩
シャドーボクシング
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青の詩人
2008-05-10 05:29:07